当院のコンセプト
患者様と歯科医院の二人三脚で同じ方向を向こう。
患者様の年齢・ライフスタイル・症状の進行度合いなどによって治療方法は千差万別です。そのため、当院ではむし歯治療だから歯を削る・銀歯を入れるなどの画一的な治療は行いません。環境や金銭などが要因で、歯を完璧な状態に戻すのは難しくても、可能な限り患者様の生活が快適になるような選択肢を提案することを心がけています。
そのため、すべての治療においてじっくりとお話を伺い、患者様と一緒に一生の健康を目指して治療計画を決めていくことを重視しています。
6つの選ばれる理由
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1.痛みの少ない治療
角倉歯科医院天王寺はできるだけ痛みの少ない治療を追究しています。
当院の取り組みについて
一般的な治療の場合にはできるだけ痛が出ないように、表面麻酔や局所麻酔注射を行ない、部分的に痛みが少なく感じるようにしながら治療を行います。抜歯困難な親知らずの治療の時や、外科手術が必要となるインプラント治療の時、更には患者様の精神状態によっては不安な気持ちを強く抱く人はリラックスして歯科治療を受けるために適用されるのが、静脈内鎮静法です。
静脈内鎮静法は、不安な気持ちや恐怖心を和らげ、リラックスした状態で歯科治療を受けられるようになります。 -
2.徹底した滅菌設備
歯科医院では削る・抜く・切るなどの治療が多いため、器具には必ず唾液や血液が付着します。血液を介して感染する細菌やウイルスは多いので、治療器具の滅菌作業は欠かせません。
当院の感染症予防対策について
当院では、治療ごとに毎回器具を専用の滅菌装置で滅菌。
また、滅菌できないものに関してはディスポーザブル(使い捨て)を取り入れることで、感染対策を徹底しています。 -
3.充実した医療設備
専門的な治療を受けられるようCT、マイクロスコープ、CO2レーザーなどの設備を充実させて、様々な患者様のご要望にお応えしています。当院の院長はインプラント専門医ではありますが、幅広い診療分野に対して、最善の治療が行えるよう知識の習得と技術の研鑽を積み重ねてきました。腫れや痛みの少ない精密治療、歯牙移植、骨造成などの治療をご希望の方は是非ご相談ください。
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4.インプラント専門医による治療
当院のインプラント治療は、日本口腔インプラント学会専門医による高度で精密なインプラント手術です。公益社団法人日本口腔インプラント学会専門医とは、医学系学会で会員数が日本一の学会の制定する資格の一つです。その基準は厳しく豊富な経験と確かな技術、知識が求められます。会員歴が長くても、高い講習会費を払い続けても取得不可能で資格を保有する歯科医師は全国15,000人以上の会員の中でわずか800人程度。
それゆえ専門医であることが安心・安全・確実なインプラント治療を提供ができる証であるともいえます。 -
5.キッズスペース
おもちゃや絵本などをたくさんご用意したキッズスペースをご用意しました。お子さんが歯科医院に来るのが楽しくなり、親御さんも安心して治療を受けやすくなるなどのメリットがあります。
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6.歯科外来診療環境体制
当院は「歯科外来診療環境体制(外来環)」の認定を受けています。外来環は安全・安心な歯科治療を提供するための施設基準として、厚生労働省が策定しました。認定には、感染防止対策、充実した診療環境、安全対策など複数の基準を満たす必要があります。どの世代の方がお越しになっても、安心して治療を受けられる環境をこれからも目指し続けます。
当院の取り組み
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できるだけ痛くない治療を目指して
歯科治療は苦痛を伴うことが多く、患者様にはご負担をおかけします。
痛みが起こる可能性が高い場合は、麻酔をさせていただきます。
その負担を軽減するために以下の方法で麻酔を行います。 -
表面麻酔(塗る麻酔)
粘膜に麻酔のゼリーを塗ります。
それにより針を刺した痛みを軽減できます。
麻酔薬を歯茎(正式には歯肉と呼びます)に塗って表面の感覚を麻痺させる方法です。
表面麻酔を行った後で注射をすると「痛みをとるための麻酔が痛い」がずいぶんとラクになるのです。 -
体温に近い温度に温めた麻酔液を使う
体温よりも冷たい常温の麻酔液を体内に注入すると痛みを伴います。
人間の体温に近い37度に温められた麻酔液を使用することで、痛みを軽減することができます。 -
33ゲージの極細の針を使用する
数字が大きくなればなるほど針のサイズは細くなります。
現在糖尿病のインスリン注射などに使う34ゲージの注射針もあり、細ければ痛みも少なくなります。しかしながら、歯や硬い骨などの混在する場所で使用すると折れたり曲がったりするリスクを伴います。
当院では、基本的に歯科で使用に耐えうる一番細い33ゲージの注射針を採用しております。
ちなみに、一般的に歯科で使用される針の太さは27ゲージ~31ゲージとなります。 -
電動の注射器でゆっくり麻酔を行う
麻酔液は強い力で組織内に押し込むと痛みを伴います。
単純に麻酔液をゆっくり押し出すだけの電動注射器もありますが、当院ではコンピューター制御で麻酔液の注入量をコントロールできるアネジェクトⅡを使用し出来るだけ痛みの少ない麻酔を行います。
現在の電動麻酔器の中で一番痛みが少ないと考えられます。
※詳しい内容は「アネジェクトⅡ」で検索してください。 -
痛みが少ない治療であると予測される場合は無駄な麻酔は行いません。
もしも、痛みが強い場合や痛みに弱い場合は麻酔を行いますのでお気軽に申し出てください。
炎症の激しい場合や個人差により麻酔では疼痛が無くならない場合もございます。 -
型取り精度へのこだわり
主に保険診療で使用している一般的な型取り方法です。
当院ではその中でも精度の高い材料と取扱い方を吟味しており、保険診療でも精度の高い治療を心がけております。 -
スーパーらくねるFine
ピンク色のアルジネート印象材という型取り材があります。
これは粉と水を混ぜて型を取るのですが、手ではなくこの機械で練ります。
それによって、均一で・気泡が少なく・なめらかに練りあがり精密な型取りにつながります。非常にふざけた名前ですが、性能は抜群です。
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無水寒天印象材保温器
水を使わずに寒天印象材を一定温度に温めて置く事により、材料が周りの水を吸水し変質することを防ぎます。
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アルジガード
固まりきれていない印象材を固め、表面を安定させる液を使用します。
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保湿箱
型を取ってから石膏が固まるまでの間、外に出しているとアルギン酸印象材は水分が揮発し変形します。
そのため湿潤下の箱に入れて変形を防ぎます。
水につけると逆に膨張します。 -
シリコン印象材
特殊な条件下を除いてアルジネート印象材よりも精密な型取りが出来る材料です。
細部の再現性が高く、水分の蒸発などの変形要素が少ないのですが、材料コストが非常に高いため、主に自費治療で使用します。
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石膏模型の精度へのこだわり
型取りが終われば、その型に石膏を流し込み石膏の模型を作製します。
その模型を使用して詰め物や被せ物を作製するため、大変重要な工程と言えます。
基本的な工程ですが、極限までこだわりました。 -
キチリ
石膏は水と混ぜて固まります。
その比率が正しくなければカタログ通りの精度の模型は出来ません。これもまたふざけた名前ですが、石膏と水の混水比を合わせることが出来る特殊な秤です。
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ツイスターエボリューションⅡ
型取りが終われば速やかに石膏を注入します。
先ほどと同じように石膏は水を混ぜて使用します。スーパーらくねるFineでも石膏を練ることが可能ですが、より精度を追求するためこの機械を使用します。
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保湿箱
石膏を注入後、石膏が硬化するまでに時間がかかります。
その間に水を含んだ石膏と型取り材の水分が蒸発し変形することを防ぎます。 -
ラボスコープ
固まった石膏模型を拡大鏡で20倍に拡大し確認します。
肉眼では確認できないエラーを発見できます。